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漢字を覚えるコツ

小学生向けに漢字を覚えるコツを 一覧で紹介。
心構えは とにかく 焦らず地道に・・・覚えるという知的好奇心を育てていくのが大事です。
まず最初に漢字を読めるようになりましょう。
それから漢字をとにかく書いて、覚えて、実際に使って記憶に定着させていきます。

結構たくさんの覚え方がありますが、 やりやすさ、覚えやすさは人それぞれ
実際試してみて、お気に入りの学習方法を見つけたり、それぞれのいいとこ取りをしていくのがおすすめです。

また、記憶のメカニズムから考えても 記憶したら出力(書いたり)も大事です。
 忘却曲線(ぼうきゃくきょくせん)のことを聞いたことがあると思いますが、どんな子でも繰り返さないと 記憶に定着しないという事を意識させましょう。そして覚えたての漢字は 普段から意識して使う事がコツです。

当たり前ですが、読めない漢字は覚えにくいのでまず読めるようになる。そして「何も見ないで書く」という事が基本的な覚え方であり確認方法。だから「何も見ないで書く」ことができるように下記にある覚え方を実践してみましょう♪

書いて覚える

1. 根気よく覚えるまで書く (記憶の入力)
   → 百字帳などに よくやりましたよね・・・
ただし書く量だけでなく質も大事です。覚える気がないのに書いても意味はありません。      ※一度で覚えられない場合、練習する機会も増やしましょう。
       朝や寝る前の隙間時間や 宿題始めや終わりなど
※無理やりイヤイヤ覚えさせるのは逆効果になるので注意

2. 小テスト風にして覚える (記憶の出力)
   → 紙を折り曲げてよく作りました。
     ※このサイトの漢字プリントを使ってもらえれば嬉しいです♪

3. 熟語を作ったり 例文を作って覚える (記憶の出力)
   → 自分が興味のある面白い文章は効果的

4. 漢字を分解して覚える
   → できるだけシンプルな形にし絵として覚えよう。

5. できるだけ漢字を使って 日記を書く (記憶の出力)
   → 漢字能力以上に国語力がアップします。

注目の漢字に関する記事 漢字の手書き習得が高度な言語能力の発達に影響を与えることを発見
読み書き能力に着目した京都大学の研究グループの研究です。一言で言うと漢字の手書き習得は言語能力にも影響がある

空書き(そらがき)もいい

紙と鉛筆で書くのではなく、空中で指書きする方法が空書きです。

見て覚える

1. 読書する (目に入れる)
  → とにかく 漫画でも読む

2. 漢字表を張る (目に入る機会を増やす)
  → よくある一覧表や 覚えたい漢字を 自分で紙に書いたモノも◎
  → トイレや リビングや 机などに

口唱法(声にだす)

1. 下村式口唱法が有名です。
  リズムよく唱えながら筆順を覚える方法

ゆっくり丁寧に書く

ゆっくり丁寧に書いた方が覚えやすいです。
もちろん「とめ・はね・はらい」に注意
消しゴムで消せないペンを使って集中し丁寧に書くのもありです。

よく考えて覚える

1. それぞれ部首を考える事を続ける
  → 似ている漢字の成り立ちや規則性に気づかせる
  → 部首を○で囲ってイメージ化するのも◎

2. 漢字の成り立ちを考える
  → 覚えにくい漢字は意味だけではなく成り立ちを調べて確認する


3. 漢和辞典をひく
  → 知らない漢字を見つけたら

汚い文字がダメな理由
 見にくいし 読み間違える可能性がある→読み手に失礼
 テストの場合 ×になるかも

市販の教材では

 小学館からの「徹底反復 熟語プリント シリーズ」が おススメ♪
  icon  → 全漢字音読と 豊富な熟語があるのが気に入っています。

漢字アプリで学ぶ

スマホを使う漢字アプリで勉強する方法もあります。